毎朝の吐き気は心とカラダのSOS!【私がパラレルキャリアにチャレンジしたワケ】

アラフォー世代も「人生100年時代」に突入したと言われていますね。

そんな時代に生きるワレラが、いつまでも「団塊世代」や「バブル世代」から教育された「過去の常識」を盲目的に信じていて大丈夫ですか?

確実に、AIは人から面倒くさい仕事を奪っていきます。
確実に、人間の寿命より会社の寿命が短くなっていきます。

「イヤな仕事を我慢してお金をもらえる時代」←過去の常識はもう少しで終わると思います。

これからは、

「好きなことをやって自分の能力を発揮していかないとお金を稼げない時代」←常識のアップデート

なってくると思います。

とはいえ、今すぐ全てを投げ出して今日から行動まで、
アップデートできるほどの人間は多くないと思いますし、

私には、妻も子供もいるので得策ではないと思います。

でも改革に向けた、その一つの取っ掛かりとして、
パラレルキャリアってのがあります。

パラレルキャリアの基礎知識

パラレルキャリアとは

パラレルキャリアとは、現代経営学やマネジメントを生み出した、オーストラリア出身の経営学者ピーター・ファーディナント・ドラッカー氏が、1999年に発表した著者「明日を支配するもの」の中で提唱した、働き方に対する考え方です。

ドラッカーって聞いたことありますよね?
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」のドラッカーです。

そして、その意味は、

本業として企業に勤めたりしながら、
休日や余暇などをうまく活かしてして、
そのほかの活動(自分のやりたいこと)を行うという


新しい働き方

のことです。

「パラレルキャリア」と「副業や兼業」との違い

ズバリ、パラレルキャリアと副業や兼業は大きく異なります。

副業や兼業

副業や兼業というのは本業以外での所得の増加を狙いとしている働き方のことを指しています。
副業は、収入面を重要視して選ぶためにやりたいことではない場合が多くなります。

これが、

我らが教わってきた

「好きなことを仕事にできる人はひと握り、みんな我慢して働いて稼いでいるんだ」

というこれまでの常識ですよね。

パラレルキャリア

一方パラレルキャリアは、お金を増やすことが第一の目的ではないとされています。

パラレルキャリアの目的としては、自分自身のスキルアップを通じて、
将来に向けての自己投資として休日や余暇を有効に活用することを一番に考えています。

そこで得た知識や経験が本業にも活かされていけば最高だよね、って考え方です。

一般的に言われているパラレルキャリアは、収入増加をメインとするかどうかで
「副業・兼業」と「パラレルキャリア」を分けています。

しかし、私のパラレルキャリアの認識は、
これからのアップデートされる常識を先読みして、

「好きなことをやって自分の能力を発揮していかないとお金を稼げない時代」

収入増加を目的としても、あえて好きなことをやる時間を確保するってのを意識してますので、
大枠でいうと副業や兼業との違いはそれほどありません。

これからはそうなってくるんじゃないでしょうか。

そもそも、ドラッカーさんがこの言葉を提唱したのは1999年ですからね。
意味合いも変わってきてもいいと思います。

といった、パラレルキャリアの基本知識を得た上で、
なぜ、ふつーのサラリーマンデザイナーが安定志向の強い妻と子供もいながら、

パラレルキャリアへと進むようになったのかをお話ししていきます。

毎朝吐き気を催す日々

2016年10月くらいワタクシは毎朝の吐き気に結構悩まされてました。
食欲はまったくなく、食えるものを流し込む程度の朝食を続けていました。

もちろん○○病などつくようなものではなく、昼と夜はちゃんと食べれて睡眠も取れるので深刻には考えてはいませんでした。

自分でも仕事のストレスでこんなになってしまうってことは、「自分のメンタルは本当に弱いな」とか思ってました。

でも、毎朝の吐き気って意外とツライ。
まったく食欲のない状態での食事…。

周りはこれが普通だと言うけれども、俺はこの先この生活を何十年と続けていくのだろうか…、と考えるとますます朝の症状は悪化していきました。

「いい会社」が合わないヤツもいる

さらに、ワタクシを悩ましていたのが勤めている会社の自己&社会的評価。

そのとき勤めていた会社は、家族が笑顔になれば社会全体がハッピーになれるという理念のもと日々の業務に取り組むデザイン会社でした。

ワタクシもこの会社に転職する際は、1〜2年近くかけてじっくりいろんな会社をみて決めた企業ですので、しっかりとした企業理念、社長の人柄なども考慮し、嫁さんにも了承を得た上での転職でした。

他の会社と比べてみても、子育てママ社員のための時短制度やノー残業デーの設定など「地方」といわれる地域、「広告業界」という枠内では制度や意識的にも進んでいる企業だと思います。

そーんな、ブラック企業がうらやむ環境にいながらの毎朝の吐き気です。
そりゃ、悪いのは自分かな〜なんてずっと思っちゃってました。

それこそ、『「苦しい」が「楽しい」に変わる本』とか、「脳からストレスを消す技術」、「幸福優位7つの法則」とかとか…

樺沢紫苑

「苦しい」が「楽しい」に変わる本 「つらい」を科学的になくす7つの方法 /樺沢紫苑【著】

あまり電車じゃ、ブックカバーなしじゃ読めない本も読んでないとメンタルバランスが保てない状態でした。。
「いい会社に入ったのに、ツライ」それがまた悩みのタネになっていました。
でもある日気がついた。
世の中的にいい会社って言う評価と自分に合うかどうかの評価は別。
「いい会社なんだけどな〜、俺にはあんまり合わないんだよなー」って認めていいんだ。
ちょっと楽になれた瞬間でした。
人間関係だってそう、自分に合わない人間がみんな「嫌なヤツ」とは限らない。
逆に、100人中99人が「いいヤツ」と認める人と自分は合わないこともある。
良いとか悪いとかの話じゃなくて、合うか合わないか、理屈でなく心の話。
それがわかるのは自分しかいない。

自分と合わない人がいても、自分に何が合わないか教えてくれた人なので、
感謝できるように最近はなりました。

そこを認めたうえで、自分にとってどういう選択肢をとって行くのがいいのか考えられるようになったのがすごく良かったと思います。

とりあえず出来るところからはじめる

  • ツライのであれば、まずはその状態を認めてあげる(自分だけでも)
  • 何でツライのかの原因を突き止める(大体の予測でも可)
  • どうやったらその原因を少しでも遠ざけたり、時間がかかっても取り除く方法はないかを考える
ワタクシの場合は、
ザックリ言うと「自分で自分の人生をコントロールできていない状態がストレス」だったんじゃないかなと思ってます。
実は、ワタクシもともとは小心者であり、他人の評価を気にしちゃうタイプです。
なので、一日の大半を会社(他者の決めた)のルールと評価に従って生きていくこと(正解がわからないのでいつもビクビクしている状態)が知らず知らずのうちに精神的負荷と感じるようになって、その環境に身を置かなくては行けない状態になること(つまり、会社に行くこと)がツライと感じていたじゃないかなと自己分析しています。
そんなこと言っても、じゃあ「会社やめまーす」なんて資産家でもない妻子持ちのアラフォー男が出来るわけもなく…

自分の意思を明確に表明するためには、意思を明確に表明できる環境を作っておく必要がある。
感情は環境に支配される。引用:革命のファンファーレ 西野亮廣

なのでまず、出来ることを考えて、
「ツライっす」って相談することからはじめました。
その会社は、20名以内程度の規模の会社なので、上司にも相談しやすい環境があります。
その当時は結構気持ち的に追い込まれていたのもあり、いきなり社長に「相談したいことがあるので時間つくってもらえませんか」って行きました。
でも、もちろんただツライって相談だけじゃあまり前に進まないのは、わかっていたので今後のことを真剣に考えるきっかけとしました。
とりあえず社長との相談時間を確保し、どう相談するか考えるようにしました。
とりあえず、状況を少しでも変えないといけないのはわかっていたので、
「どう変えたら自分の考える幸せに近づくのか」そのためには、
「どう説明すればこちらの意図が伝わるのか」
ってのを考えました。

【パラレルキャリアの目的】自分の幸せについて考える

まずは、
「自分の幸せ」って何?
ここが理解していないと、ゴールがないまま走り出すようなもの。

ここをなんとなくではなくしっかり自分で理解して、
人に説明できるレベルまで考え方を固めるようにしました。

そこで行き着いた自分の幸せとは、


「時間的」「金銭的」「精神的」な余裕を
持って生きること

だとわかりました。

そのために変えないといけないことは、


・時間と引き換えの労働形態からの脱却
・ストレスのかかること(やりたくないこと)を引き離す
・労働報酬のアップ etc.

が見えてきました。

それに気がついてから、
いろいろと本を読みましたが、

背中を押してくれたり、
副業などを始めるにあたって、参考になったの本を紹介します。

人生が変わる2枚目の名刺~パラレルキャリアという生き方


パラレルキャリアという言葉を知った本。
もう一つの名刺を持つことは、
悪いことではなく本職にも良い影響を及ぼすことが多いということを知りました。

 

「好きなこと」だけして生きていく。


こちらは、メンタル的に背中を押してくれた本。

「自分のやりたいこと」をやることって全然悪いことなんかじゃない!
むしろ大変なことなんだぜ!

自然体で、やりたいことをやろーぜ。
と応援してくれる本です。

 

ひとりビジネスの教科書: 自宅起業のススメ


こちらは「好きなこと」を仕事にするための
具体的な方法やマインドについて、

ざっくりとですが、
全体的にどうやってビジネスしていくと良いかイメージさせてくれた本です。

 

ちなみにAmazonプライムだと月400円で送料無料に。
本もKindle版だと製本版より40%とか安く買える場合もあるし、
Prime Readingで数百冊の書籍やマンガ、雑誌を追加料金なしで読むことができる!

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すごいぞAmazonプライム。

本を月2冊以上買われる方にはオススメです。

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といった本で情報収集していくと、
下記のような結論(とりあえず)に至りました。

  • 複数のキャリアを持った方がいい
  • 今のままの状態では自分は幸せになれない
  • 自分のやりたい事・得意なことをやったほうがいい

なので、それが社長にも伝わるように

「なんで相談したのか」→
自分の幸せに向かうために変えなきゃいけないことがある

 

「自分はこう思っている」→
今の会社の細かい制度や雰囲気などではなく、働き方を変える必要性があるような気がしている

 

「会社(社長)にどうして欲しいのか」→
自分のシワ泡の実現のために、まずは時短勤務(週4勤務)を認めて欲しい

 

と具体的にどうして欲しいかまで落とし込んで、まとめました。
もう一つ意識したのは、論破しようとしないこと。

 

あくまでも相談、こちらの状況・気持ちを誠意を持って伝えることを第一の目標としました。

 

そこで、結果についてあーじゃないこーじゃない考えるより、
やってみて出た結果についてまたあとで考えるって意識で動いてました。

パラレルキャリア(復業・兼業)への第一歩

相談した結果は、前向きな検討を約束してもらいました。
条件として会社の状況もあるので、少し準備に時間をくれとのこと。
半年をめどに実施に向けて話し合いを進めていくことになりました。
ワタクシの方も、その半年を利用して、仲間内に声かけたり、パラレルキャリアの情報収集の期間としました。
そうしていく中で、声をかけた仲間から「ぜひ手伝ってくれ」との案件もみつかり、とりあえずそこから始めることにしました。
そうして半年後、正社員としての条件面の改訂も含め正式に、ワタクシの週4勤務が決定しました。

パラレルキャリアをするにも、

まずは、自分の強みを知るところから始めてみては?
無料で手軽にできるのが、リクナビネクストの「グッドポイント診断」。

会員登録するだけで使えるので、転職を検討中の方も、
そうでない方にもおすすめです。

パラレルキャリアの始め方 週休3日制度の活用と今度の展望

パラレルキャリアの初期の現状

2017年4月パラレルキャリアがスタート。
会社にも週4勤務を認めてもらったので、月〜木は会社員。
金〜日がひとりビジネス(個人事業主)。


つまりパラレルキャリア実践に当ててる時間

の生活を開始。

目標(ゴール)は

「精神的・経済的・時間的に余裕のある生活を送る」

ためなので、
会社員と同じように、時間と労働力を安価に売っていては状況は変わらない。

なので
ひとりビジネスの方は、


・稼ぐ仕組みを構築する(ストック型のビジネス)
・時給単価を大幅に上げる
・好きなことを仕事にする

ことが必要だと思ってました。
そして、ひとりビジネスの大きな柱を設定
・デザイン&プロモーション
・アフィリエイト
現状、スキルとして売り物としてもっている「デザイナーとしてのスキル」を
「やりたい人とやりたいようにやる」デザイン&プロモーションの助っ人稼業
それと、
時間はかかるかもしれないけれど、
時間×報酬の生活を変える、稼ぐ仕組みを構築する方法としてまずは「アフィリエイト」

「売れるもの」と「将来性」を考えた結果です。

「好きなことを仕事にする」は第2段階になってくると思います。
まさにコレ。
学びは実践していかないと。

自分の意思を明確に表明するためには、意思を明確に表明できる環境を作っておく必要がある。
感情は環境に支配される。引用:革命のファンファーレ 西野亮廣

最初は、この二本柱でやっていくことにしました。

やってみてわかったこと

やってみて、意識が大幅に変わりました。
最初は、週4会社員、週1ひとりビジネス、週休2日。なんて気持ちでやっていたんですが、
とにかく時間がない。
週1なんかじゃまったくひとりビジネスが進みません。
のんきなワタクシでもこれじゃ目標到達まで何年かかるんだと気付き、意識を前途したように
週4は会社員。
週3がひとりビジネス(休み含む)。
って意識に。
アフィリエイトをやるにはブログをつくったり、コンテンツマーケティング的なことをしていかないといけないことがわかり、ライティングの経験があまりないので、その時間を確保するために朝30分(この1週間後、1時間前に変えました!)早起きしてとにかく文章を書くことを習慣にしようとしている。
すべては、未来のため、自分のため。
この頑張りは「積み重なっていく頑張り」「未来につながる頑張り」なんだと意識が変わったので結構スムーズにやれています。

「頭の中の考えがその人の人生を作る。」

毎朝がツライ人生を「当たり前」「しょーがない」「普通」と考えるか、
「精神的・経済的・時間的に余裕のある生活」も出来るんじゃないかと考えるか、
イメージできない(してない)ことは実現不可能ともいう。
まずは、頭の中から自由で、最高な生活をイメージして、
どうすればそこに一歩でも近づけるか考えながら、チャレンジしていきたいと思います!!

まずは、自分の強みを知るところから始めてみては?
無料で手軽にできるのが、リクナビネクストの「グッドポイント診断」。

会員登録するだけで使えるので、転職を検討中の方も、
そうでない方にもおすすめです。

さて、さて。
ここからまたもう少し時間が経ちましたので、
その後のことも書いていきますね。